昨日東京・両国KFCホールで開催された最終審査会にて2025年度センター表彰部門最優秀賞受賞申請が決定しました。
ファイナリスト(9申請)のプレゼンテーションはいずれも素晴らしいものでした。
参加者による投票で選ばれたファイナリストですから、発表時間の20分にはそれぞれ納得のシナリオと独自の工夫、新鮮さがあふれていました。
DX化が進む中、AIを使いこなす手法や適用の実際、人とシステムのうまい融合の仕方、そして人でなければできない顧客対応の追求といった現代の課題と対処策がふんだんに語られました。
年々プレゼンテーションの表現力も向上しており、DX時代にふさわしいリテラシーの高さを感じる発表会でした。
最優秀部門賞に選ばれた4社の申請を紹介します。
オペレーション部門最優秀賞は明治安田生命保険相互会社様の「「感動」をお届けするための明治安田センター革新 ~センターの未来を創造し、お客さまの期待を超える~」です。全社組織を巻き込んだコンタクトのピークアライバル対策やデジタル窓口の強化、そして包容力のあるセンタースタッフの働き方意識改革など全方位の施策展開を進めた軌跡を紹介されました。全社的かつ複合的な施策展開の重要性とその効果が良く分かります。
テクノロジー部門最優秀賞は、株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー様の「最新技術と共創するコンタクトセンターへの挑戦 ~生成AIチャットボット導入・活用ストーリー~」です。
あまたある生成AIの中から何を選び、どのような工夫と段階を踏んで成果を生んだかの軌跡が語られました。ツールとしてのAI導入・展開のお手本となる事例です。
ピープル部門最優秀賞は初出場の関西ビジネスインフォメーション株式会社様の「現場ファーストのナレッジマネジメント ~そこに愛はあるんか?ツールだけではないナレッジ共創へのアプローチ~」申請です。
センター運営の1丁目1番地である「ナレッジ」を再整備・再構築する過程と、それを”人“が使うための愛ある展開の工夫が共感を呼びました。
ストラテジー部門最優秀賞はネスレ日本株式会社様の「「“受け身”卒業。コンタクトセンターが仕掛けた逆転劇」です。リモートで顧客対応を行うことはセンターの得意技。通常のコンタクト対応ではない“コミュニティ”運営もセンター主導でやればロイヤルティの高い顧客を作り出すことができ繋がりを紡ぐことができる、というどちらのセンターにも応用してもらいたい事例でした。
いずれも甲乙つけがたい発表をして頂いたファイナリスト各社の申請はそれぞれの申請部門賞を受賞しました。
また、同時に発表された個人表彰部門では、リーダー・オブ・ザ・イヤー部門受賞者9名、マネジメント・オブ・ザ・イヤー部門受賞者3名の受賞発表ならびにトロフィー授与が行われました。
センター表彰部門、個人表彰部門の受賞者は↓に掲載しておりますのでご覧下さい。
センター表彰にご参加頂いた皆様には審査員の印象・コメントを10月8日(水)にはフィードバック致しますので楽しみにお待ちください。
最終審査会は9月17日!– 事務局ブログ【第17回/2025年】
8月22日にはメットライフ生命保険様、朝日ネット様のセンターに訪問するセンター視察in 長崎を敢行し、定員を上回る大勢の参加者を迎えて大変盛り上がりました。
7月に開催したアルティウスリンク様に伺ったセンター視察 in 山形もそうでしたが、実際にセンターに入ると独特の空気感がありますし、社風・文化を感じることができます。在宅がニューノーマルになっているとはいえ”人“が資産のコンタクトセンターですから組織体制の在り方とあるべき環境について考えないわけにはいきません。県民性や勤務態度、DX化の流れの受け止め方など他社のセンターへ行って分かることや、納得できる採用や能力開発の施策、日々のモティベーションの維持の方法等学ぶべきことが沢山ありました。
今年の2回のセンター視察はそれぞれ猛暑の中でしたので移動の際にも参加された皆様にはご負担をお掛けしましたが、その暑さ以上に皆様からの“機会あれば是非他社センターへ訪問したい”思いは感じましたので来年度も引き続き企画したいと思います。
うちのセンターに是非来て欲しいという方がいらっしゃいましたら事務局にご連絡をお願いします。
さて、2週間後の9月17日(水)にはいよいよセンター表彰部門の最優秀賞を決定する最終審査会を開催します。
参加各社の投票で選ばれた9申請の皆様が、オペレーション、ストラテジー、テクノロジー、ピープルそれぞれ4部門の最優秀賞獲得にむけてプレゼンをします。
AGENDAをご覧頂いてもお分かりの通り、ほとんどの発表内容に多かれ少なかれ顧客向けDXのチャットBOTや音声認識、テキストチャットやメール、メッセージの自動生成等が含まれていたり、オペレータ支援のDXとしてAIアシストやトレーニングツール制作のDX化等対応品質強化の施策が報告されていたりします。
そういった施策を説明するにあたって最終審査会では音声出力や編集されたビデオを流すこともできるので各社工夫を凝らして分かりやすいプレゼンを単会されることと思います。
シナリオは変わりませんが、1次審査会とは異なる表現力を見ることができますので今年度参加各社も是非お越し下さい。
最終審査会のプレゼンは1回限り、会場でのリアルプレゼンでしか聞くことができません。オンライン視聴もできません。プレゼン資料もアーカイブ対象になっていませんので聞きたい場合は会場にお越し頂かないといけません。
今年参加されていない一般企業の方も有料のチケットを購入頂ければ聴講可能です。
ご都合つく方は是非ご参加下さい。
マイページからお申し込みをお願いします。
最終審査会では先に審査を終えている個人賞2部門の表彰式も執り行います。
個人賞表彰式後には、立食形式のパーティの中で審査員特別賞の発表と表彰、そしてセンター表彰部門の部門ごと最優秀賞審査結果を発表します。
多くの皆様のご参加お待ち申し上げます。
最終審査会AGENDA公開 – 事務局ブログ【第16回/2025年】
9月17日(水)開催のセンター表彰部門最終審査会のAGENDAを公開しました。
こちらからご覧ください。
今年度参加各社の投票による得票上位を獲得した9申請が選ばれ、改めて最優秀部門賞をかけて発表して頂くことになります。
今年度ファナリストの横顔をご紹介します。
オペレーション部門賞では3申請がノミネートされています。
●AI相手のロープレで研修効果を高めて新人の即戦力化を果たしたNTTフィールドテクノ様。
●カスハラ被害を予防するためにセンター側から節電する対処を実施したアルティウスリンク様。
●顧客期待に応えるためのあらゆる施策を全方位で実施した明治安田生命保険様の3社の発表です。
ストラテジー部門は2申請の対決です。
●戦略的なチャットボット強化策で成果を上げたKDDI様
●コミュニティを活性化させ企業ロイヤルティを高めたネスレ日本様の2社による発表です。
テクノロジー部門は2申請の発表です。
●効果的な生成AIの導入・活用の方法とその成果はNTT-ME様
●同じく生成AIと人との融合で価値創出を図るNTTマーケティングアクトProCX様
ピープル部門はやはり2申請となります。
●運営基盤強化のイロハのイであるナレッジを作り込み運営に活かす関西ビジネスインフォメーション様
●優秀オペレータの挙動をアイトラッキングしてノウハウ展開を図るNTT-ME様の発表です。
いずれも甲乙つけ難い優秀作品であり、自社にも応用できそうな内容となっています。
さて、この最終審査会には今年度アワード不参加の会社でも聴講参加して頂くことができます。
これだけの内容を1日で学ぶことができる機会はありませんので、お時間都合つけて頂いて是非ご参加下さい。
マイページからお申し込み頂けます。
最終審査会では先に審査を終えている個人賞2部門の表彰式も執り行います。
個人賞表彰式後には、立食形式のパーティの中で審査員特別賞の発表と表彰、そしてセンター表彰部門の部門ごと最優秀賞審査結果を発表します。
参加企業の皆様はもちろん、多くの皆様のご参加お待ち申し上げます。